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読書コミュニティ拡充をテコにサブスク契約拡大目指す「フライヤー」・・・特集「メディアのサブスクリプション戦略2020」 - Media Innovation

MIの6月特集「メディアのサブスクリプション戦略2020」では、メディアの新しいビジネスモデルとして世界的にチャレンジが続くサブスクリプションについて取り上げます。6月30日(火)には7社がサブスクを語るオンラインセミナーも開催。サブスクに挑戦するメディアの話を直接聞けるチャンスです。ぜひご参加ください。

書籍要約のサブスクリプション・サービスで、日本における草分け的存在なのがフライヤーです。2013年に創業し、2020年5月時点で会員数60万人を超える規模にまで拡大している。有料読書コミュニティなど、新たなサブスクモデルも含めて大賀康史代表取締役CEOに聞きました。

フライヤーの大賀康史代表取締役CEO

―――まず、フライヤーとはどのようなサービスなんでしょうか

大賀: ビジネス書を中心に、話題となっている本の内容を要約して会員に提供するオンラインサービスです。忙しくて時間のないビジネスパーソンを主ターゲットとして、2013年にはじめました。

サブスクリプションサービスの形をとっていて、無料コンテンツを利用できる「フリープラン」とひと月に5冊まで閲覧できる「シルバープラン」(月額500円)、読み放題となる2000円の「ゴールドプラン」に分けて提供しています。

本の要約をサブスクリプションで提供するフライヤー

―――要約サービスとしての特徴を教えていただけますか。

ライヤーの要約の特徴は、1冊の書籍を「10分間で読めるように」まとめることです。10分といっても貴重な読書時間ですから、きちんとした読み物として提供したいと考えています。文字数が多く、実際に本を読んでいるのに近い、読書体験を要約でも提供するというのがポリシーです。

充実したコンテンツとするためにも、提供する際には必ず出版社の許諾をとっています。また、要約は音声でも聞けるようになっており、家事や移動中などにも知識を得られるようになっています。

―――創業のきっかけはなんだったのでしょうか。

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June 28, 2020 at 09:13AM
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