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米小売売上高、4月は前月比横ばい-個人給付による消費急増後 - ブルームバーグ

米小売売上高は4月に失速した。前月は経済対策による個人への直接給付を背景に急増していた。

キーポイント
  • 小売売上高は前月比横ばい
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は1%増
    • 前月は10.7%増(速報値9.8%増)に上方修正
      • 1992年のデータ公表開始後で2番目に大きな伸び

Downside Surprise

U.S. retail sales were flat in April, missing economists' 1% median forecast

Source: U.S. Commerce Department

  小売売上高の総額は4月に過去最高の6199億ドル。年内の力強い家計支出を予想するエコノミストの見方を支える格好となった。

  BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、サル・グアティエリ氏は「米消費者は高額な直接給付を2回受け取った後、ぜいたくにお金を使ってきたが、4月は一息入れたようだ」とリポートで指摘。「しかし、半数以上の州が経済活動を完全に再開している今、巣ごもりは長くは続かないだろう」と記した。

  4月は主要13分野のうち8分野が減少。衣料品店での減少率が最も大きかった。一方、飲食店や自動車ディーラーの売上高は増加した。

  世界的な半導体不足で自動車メーカーは生産抑制を余儀なくされたが、自動車・同部品ディーラーの売上高は2.9%増。

  飲食店と自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いたコア売上高は1.5%減。前月は7.6%増(速報値6.9%増)に上方修正された。

  飲食店の売上高は3%増(前月13.5%増)。屋内飲食への制限が全米で緩和されている。

詳細

  • 衣料品店の売上高は5.1%減(前月22.7%増)
  • 電子商取引を含む無店舗小売りの売上高は0.6%減
  • 総合小売店は4.9%減、スポーツ用品店では3.6%減
  • ガソリンスタンドの売上高は1.1%減。小売売上高のデータはインフレ調整していない

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題: Retail Sales Stall After Latest Wave of Stimulus Spending (1)(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)

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