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ASML、25年の売上高は4兆円に迫る見通し-半導体不足で需要増 - ブルームバーグ

オランダの半導体製造装置メーカー、 ASMLホールディングは、今後数年の売上高見通しを引き上げた。半導体メーカー各社が先端半導体を製造できる装置の発注を急いでいることが背景だ。

  ASMLは投資家向けに29日発表した資料で、2025年の年間売上高は約240億-300億ユーロ(約3兆1200億-3兆9000億円)になるとの予想を示した。これまでは150億-240億ユーロと見込んでいた。

  新型コロナウイルス禍の中で半導体不足が深刻化。スマートフォンや自動車などのメーカーは必要な半導体を確保できず、相当規模の売り上げを失う見通しだ。

  ASMLは資料で「収益性が高く極めて革新的なエコシステム(生態系)に支えられたエレクトロニクス業界におけるグローバルメガトレンドが半導体市場全般で成長を後押しし続けると見込まれる」とコメントした。

  半導体市場の成長と「リソグラフィー強度の高まり」がASMLの製品とサービスの需要をけん引していると同社は説明。この10年間について約11%の年間増収率を想定している。

原題: ASML Sees Decade of Soaring Sales After Chip Supply Crunch (1)(抜粋)

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