
西日本鉄道は10日、2022年3月期連結決算の業績予想について、売上高に当たる営業収益が5月時点より10・8%増の3904億円になる見通しだと発表した。半導体の輸出入など国際物流事業が好調なためだ。最終利益は、原油など資材価格の高騰を受け25億円の黒字に据え置いた。
本業のもうけを示す営業利益は50億円に予想を維持した。部門別では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の長期化などで、鉄道やバスなど運輸業の赤字額は42億円と27億円膨らむ。ホテルなどレジャー・サービス業の赤字も5月時点より33億円多い63億円となる見通しだ。
一方で、物流業は71億円の黒字、マンション販売など不動産業は68億円の黒字を見込んでいる。
同日発表した21年9月中間連結決算は、国際物流や不動産事業が押し上げ、営業収益は前年同期比24・2%増の1877億円、最終利益は100万円の黒字(前年同期は109億円の赤字)と2期ぶりの黒字となった。ただ鉄道やバスの乗客数はコロナ前より約3割減で、ホテルの稼働率も約3割にとどまった。
林田浩一社長は10日の記者会見で、「行動変容は元に戻らない。国内観光の活性化で上積みを目指したい」と述べた。
国際物流が好調、西鉄売上高予想10%増…22年3月期 - 読売新聞
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