[28日 ロイター] - 米重機メーカーのキャタピラーは28日、最大市場の1つである中国の2022年の掘削機需要がパンデミック(世界的大流行)前の水準を下回る可能性があると発表した。これを受け株価は一時5%超値下がりした。
アンプルビー最高経営責任者(CEO)は「中国の10トン以上の掘削機市場は20年と21年は非常に好調だったが、22年は19年水準を若干下回りそうだ」と述べた。
エドワード・ジョーンズのアナリスト、マット・アーノルド氏は「(中国での)ロックダウン(都市封鎖)は、第2・四半期の中国でのキャタピラーの業績に重くのしかかる可能性がある」と述べた。
もっとも、キャタピラーのアジア太平洋地域以外の全地域で売上高が増加。値上げや建設活動の活発化が寄与した。
第1・四半期の売上高は約14%増の135億9000万ドル。市場予想の134億ドルを上回った。調整後1株利益は2.88ドル。アナリスト予想は2.60ドルだった。
総営業費用は16.5%増の117億3000万ドルだった。
キャタピラーは追加値上げを見込んでおり、下半期は上半期に比べ利益率が改善するとした。
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