会社員 土屋咲子さん×パックラフト
Profile
会社員。岐阜県在住。大学でカヌー部に所属し、カヌースプリント競技に取り組む。3年ほど前からパックラフトを始め、海、川、湖、フィールドを問わず楽しんでいる。
驚異的な軽さと携帯性を実現した持ち運べるボート、パックラフト。土屋さんは水の上の自由を手に入れ、陸では感じられない自然を満喫している。
静水から激流まで乗りこなす水遊びの新定番
学生時代、カヌー部に所属し、競技に熱中していた土屋咲子さん。大学を卒業して就職すると、忙しい日々の中でカヌーをやることはほとんどなくなったが、水の上でしか感じられない風や景色をもう一度見たいという思いはずっと持ち続けていたという。そして、転職などのきっかけもあり、3年ほど前に始めたのがパックラフトだ。空気で膨らませるインフレーターボートで、重量は3㎏ほどと超軽量。折りたためばバックパックに収納できるくらい小さくなる。
「カヌーはクルマがないと運ぶのは難しいのですが、パックラフトなら電車やバスに乗って移動できるので、ひとりで気軽に遊びに行けるんです」
土屋さんが競技で使っていた細長い船体のカヌーとは異なり、パックラフトは安定感があり、慣れればアメンボのように水面を自由自在に動ける高い機動性も兼ね備える。のんびりと湖面を漂うことも、リバーツーリングも、ちょっとした激流下りもできるのだ。
「フィールドによってそれぞれよさはあるんですが、私は緩やかな流れの川や湖が好き。視界を遮るものが何もなくて、青い湖面と大きな空だけが広がっている。ひとりでそういう景色の中にいると、いろいろなものから解放されるというか。私の中ではとても大切な時間なのかなって感じています」
一方で、飛沫の舞うホワイトウォーターには五感をフルに働かせ、流れを読んで、艇を操る面白さがあるとも。どこにでも持ち運べる手軽さとフィールドを問わない自由度。それこそがパックラフトの魅力なのだ。
今度の週末はどこの川に行こうかな
本体はわずか3kg! 空気を抜くとコンパクトになり、付属のスタッフバッグに収納できるので持ち運びも楽々。自宅の保管場所にも困らない。
本体と付属品一式。パドルは分割できる。ライフジャケットも必須。
インフレーションバッグで空気を入れれば5分ほどで組み立て完了。
「船上からは、こんな景色が見えるんです。気持ちよさそうでしょ!」と土屋さん。手を伸ばせば水に触れられるくらい水面に近く、透明度が高ければ川底の魚影も見える。
【ソロ充POINT】
パックラフトでないとアプローチできない場所で、水の上の景色を見ながらひとり時間を満喫。初心者でも乗りこなせるが自分の技術内で楽しむ。
取材・文/和田義弥 取材協力/カヌーホーム
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