「国内の需要喚起が先では」と大阪・吉村知事外国人観光客の受け入れ再開の方針について - FNNプライムオンライン

新型コロナの水際対策で停止していた外国人観光客の受け入れが、2年ぶりに6月から再開される方針です。

政府は、新型コロナの水際対策について、6月1日から1日の入国者数の上限を、現在の1万人から2万人に緩和します。

また、国や地域を陽性率で3つのグループに分け、最も陽性率の低いグループは、入国時の検査や待機も免除するということです。

外国人観光客の受け入れは、この2万人の枠の中で再開され、対象は、アメリカやイギリスなど欧米を中心とした、およそ100の国や地域で、当面は団体のツアー客に限定されます。

外国人観光客の受け入れは、およそ2年ぶりで、岸田総理は、これらの方針を今夜、発表する予定です。

政府の新しい方針について、大阪府の吉村知事は…

【大阪府・吉村洋文知事】
「それをすること自体は反対ではないが、その前にやることあるでしょって国に対して言いたい。国内の（観光）需要を喚起する、そこがまず先じゃないかな。まずは日本人が動くようになれば、本来支援が必要な人や旅行を楽しみたい人の支援にもなる、それがまだ十分なされてないんじゃないですか」