食器を洗うための機械であり、厨房設備の一種に分類される食器洗い機。略して食洗機。
システムキッチンに内蔵されているビルトインタイプや、キッチンの上に置く卓上タイプといった種類があることは良く知られています。
しかし実際に食洗機を入手したとしても……。
・水道工事をしないと使えない!
・使い方がわからない!
・除菌をしてくれない!
・水の使い過ぎで水道代が超大変になる!
・洗ったまま放っておくと細菌が繁殖する!
・収納力が低い!
……といったモデルも多く、結局は手洗いが必要になることも。
お役立ちガジェット全盛のこの時代、水道工事不要でお手軽カンタンに食器洗いが可能な、ユカイな食洗機は存在しないのでしょうか……。
実はあります。
インターネットで実際に探してみた所、応援購入サービス「Makuake」にて出品を開始したMadSpace Japanより、工事不要! 洗浄・除菌・乾燥・収納を一気に解決可能なタンク式食洗機「macco」が発表されました! ちなみに野菜も洗えます!
そこでこのたび、さっそく入手して使ってみることにいたしました!
タンク式食洗機「macco」を試用してみました!
タンク式食洗機「macco」の開梱の儀です。野菜も洗えます。
結構大きいです。測定してみると、本体のサイズはW454×D413×H424mm(水タンク装着時W454×D413×H491mm)でしたので、ちょっとしたタンク式食洗機並みの大きさと重たさです。もしくは電子レンジ並みのサイズ感とも言えます。
ともあれ水道管と直結せずに単独で使えるということは結局の所、台所以外の場所にも設置が可能というワケで、つまり、リビングや書斎、子供部屋や物置に置いても大丈夫というかOKなのです! スゴい!
……したがって無限の可能性が広がることを疑う余地はあまりないのではないでしょうか。
まあこんなシロモノを書斎におかれても迷惑だという話はありますが。ただし、筆者宅はそもそも書斎なんて気の利いたものはありませんので、問題はありません。
主な内容品は水タンク(標準セットには付属なし・プラスセットの付属品)と本体のみ。まずは満身の力を込めて箱から本体を取り出します。
「ふんぬ!」
グキッ! ……腰をやられました。なんたって重量は12kg(水タンク装着時13.5kg)です。以下、コルセット着用でご案内いたします。
箱から取り出すため、真上に持ち上げる勇気と知恵と体力はなかったので、箱を横に倒してスライドして本体を取り出してみました。
純白のデザインやロゴは美しく、インテリアとしても最適……といっても、やっぱり誰が見ても食洗機に見えてしまいますネ。そりゃまあそうだわな。
「ホースが見当たらない! 付属品はどこ? 私は誰?」と一瞬焦ってしまったのですが、よもやと思いフタを開けたら中に付属品一式が入っておりました。ヤレヤレ。
先程から何度かシツコクシツコク水道工事なしにつかえるタンク式、というお話をいたしましたが、一般的な食洗機同様、水道管を分岐して使えるような部品やホースも一応付属品として用意されています。その辺はお好みにといったところです。
筆者は迷わず、タンク式で利用する方法を選択しました。
食器棚を取り出してみました。こちらが付属品一式です。
・食器カゴ
・小物ケース
・取り扱い説明書
・給水ホースセット
・排水ホースクリップ
・排水ホース
・水タンク(標準セットには付属なし・プラスセットの付属品)
・そのほか
今回は、付属のタンクを食洗機・下の置き台にして、水タンクの給水ホースを取りつけ、食洗機を上に乗せて本体と接続を行い、水漏れが無きように繋げます。
そもそもホースを繋がないと給水されないので、食器は洗えません。これは困った!
もちろん洗浄後の排水をどうするか……問題は常につきまといます。
台所であればそのまま流しに排水ホースをダラーンと下げ、水をジョッパーと捨てれば良いのですが、部屋の中ではそうはいきません。
結局は、水を捨てるバケツを別途用意して、排水ホースを垂らしておかなくてはいけないのは言うまでもありませんので、今回は記事に書いておきました。
食洗機を部屋置きしておくと、なかなか台所まで排水ホースが届かないデメリットが大きいのがちょっと面倒かもしれません。
それでも、水道工事をどうしても避けたいのであれば有効かもしれません。
開梱から設置まではほんの4~5分から10~20分程度あれば充分です。大体の人は5分以内で設置可能です。ただしエビデンスはありません。
そうでした、ACコードを本体とコンセントに繋ぐのをお忘れなく。
AC100V(50/60HZ)なので、東日本でも西日本でも使えるのは喜ばしい限りです。南日本も北日本でも大丈夫です。
電源ケーブルは2mなので、もっと遠距離で取り回したいなら、延長コードは必須です。
そして、水タンクに洗浄用の水を注ぎます。満タンにするなら約6リットルの水が必要となりますのでご注意を。結構入りますね。
さあ、お椀を洗ってみましょう! どれくらいの洗浄パワーになるのでしょうか。興味しんしんです。
※ちなみに野菜も洗えます。
洗浄機のフタというか扉は力を入れることもなく、軽く手前に引っ張れば開けられます。心と力が強くない筆者でも安心!
いざ湘南! もとい鎌倉! じゃなかった勝負!
設定洗浄時間は標準で1時間です。時間短縮モードもあります。
今回は標準モードでお椀を洗ってみることにしました。お皿を棚の中に横置きにして……。
回転ノズル式の洗浄を開始しました。思っていたよりは洗浄音も小さいようです。
私感として、寝室とかで作動させなければ、そのまま日常生活を送っていてもさほど気にはならないのではないでしょうか。
さすがに寝室でこれがグオングオン回ると、目が覚めるかもしれません。
すすぎの方法はためすすぎ。その名の通り、ためた水ですすぎます。結構バッチリすすいでくれるようです。
そうこうしているうちに、残り時間のカウントダウンを開始して、洗浄が終了するとファンが回り乾燥を開始します。至れり尽くせりです。乾燥方法は送風乾燥です。
消費電力は730Wでした。まあ洗濯物を洗濯するならばこれくらいの電力は我慢しましょう。
それなのに野菜も洗えます。
排水はどれくらいの量があるのかな? ……結局、バケツ1杯分の排水がありましたので、居室に置く人は要注意です。大きいバケツを買っておきましょう。
洗浄結果を見てみると……ウッソ~ン! ちゃんと洗えていた!! (アタリマエ)
お椀はすっかりキレイになりました!
これは侮れませんね!
消費電力と水道工事の手間およびお暇、食器を洗う労力を考えても、充分導入の検討に値する商品だと思います! たぶん!
あと言い忘れましたが、この大容量&多機能なタンク式食洗機はようするに……。
・時短節水で、パワフルな洗浄だけではない除菌も乾燥機能も搭載。二度洗いが不要!
・約15点の食器がたっぷり入れられる! 家族全員の食器もOK!
・オーブンや電子レンジなどと同じコンパクトさで様々なところに置ける! 工事不要、賃貸でも設置可能!
・ワンタッチで、食器も食材も徹底洗浄! ボタンをワンクリックするだけで高温洗浄→熱風乾燥→乾燥除菌まで完了!
・高圧・高温・360°回転ノズルで徹底洗浄!
・水温70℃! 手洗いではできない高温水で洗浄可能!
・食器収納にも使える!
・食器を手洗いすると、通常、1回約60Lの水を使用しますが、maccoは1回約7Lの水で済むため、水を大幅に節約することが可能!
・本体給水・蛇口自動給水の他に、バケツ吸水も可能!
・分解カンタン、お手入れカンタン!
・操作パネルが見やすい!
・チャイルドロック機能搭載!
・1時間単位で洗浄予約設定可能!
・野菜も洗えます!
……と言った耳寄り情報があるので見逃せません。いますぐ参考サイトをチェック!
参考サイト(Makuake)
※詳しいスペックや機能などはコチラをご参照ください。
【FURUやんの本音ジャッジ】
設置のしやすさ ★★★★★
節水機能 ★★★★
洗浄度 ★★★★★
果物と野菜の洗浄機能 ★★★★★
次回作は汚れきった筆者の心を、キレイキレイに洗濯・除菌・乾燥してくれる機械をお願いします!
※クラウドファンディングには、立案会社の問題でプロジェクトが頓挫する可能性や支援金が戻らなくなるリスクもまれにあります。出資にあたっては、ご自身でご判断頂きますようお願いいたします。
文/FURU
デジタル系ガジェットに散財する、自称漫画家 兼 実質ライター。 電脳ねたがテーマの漫画を得意とする→https://www.furuyan.com
ゆかいなデジねた漫画「でじ@おた!」 大ヒット絶賛公開中!→https://amzn.to/2XxEJQS
YouTubeチャンネル開設中→https://www.youtube.com/user/furucyan/videos?sub_confirmation=1
記事の内容について(おことわり)→https://tinyurl.com/2nvk2j4w
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