北陸3県のこの冬の電力需給について、北陸電力送配電は、供給の供給の余力を示す「予備率」が、安定供給に最低限必要な3%を確保できるとする見通しを示す一方、利用者に無理のない範囲で、節電に協力するよう呼びかけています。
この冬の電力需給が厳しい状況にあるとして、政府は12月1日から来年3月末まで、全国を対象に、数値目標を設けない節電要請を行うことにしています。
冬の時期に節電要請を行うのは、7年ぶりです。
北陸電力送配電によりますと、北陸3県の電力需給の見通しは、ことし12月の供給の余力を示す「予備率」が7.4%、最も需給が厳しくなる来年1月が5.6%。
さらに、来年2月が6.5%、来年3月が11.5%となっています。
いずれも電力の安定供給に最低限必要な3%を確保できる見通しであるものの、想定以上に需要が増えるおそれがあるほか、火力発電の主な燃料であるLNG=液化天然ガスの、海外からの安定調達に向けて厳しい状況が続いています。
政府や電力会社は、室内では重ね着をするなどして、無理のない範囲で暖房器具の設定温度を下げたり、不要な照明を消したりして、節電に協力するよう呼びかけています。
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