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石油関連最新情報:原油価格は上昇、天然ガスは長期的に必要だと ... - ARAB NEWS

リヤド:13日、原油価格は1バレルあたり1ドル以上上昇し、10月以降で最大の週間上昇幅を記録した。米ドルが7ヶ月ぶりの安値になったことと、最大の原油輸入国である中国の需要拡大を示す指標が増えたことが背景にある。

ブレント原油先物は1.25ドル(1.5%)上昇し1バレル=85.28ドルとなった。米WTI原油先物は7セッション連続で上昇し、1.47ドル(1.9%)増の79.86バレルで取引を終えた。

ブレントは今週8.6%上昇した。WTIは8.4%上昇し、前週の損失の大半を取り戻した。

天然ガスは長期的に必要:カタールとUAEのエネルギー相

カタールとUAEのエネルギー相は14日、世界は長期にわたって天然ガスを必要とし、世界のエネルギー移行期に供給安定性と手頃な価格を確保するためにはさらなる投資が必要であると発言した。

カタールのサード・アル・カービ・エネルギー相はアブダビで開催された「グローバル・エネルギー・サミット」で、天然ガスは「移行燃料」ではなく「目的燃料」だとしたうえで、アフリカ諸国は石油や天然ガスの掘削をすべきでないとの欧米の一部の国の発言は不公平だと述べた。

同じパネルに登壇したUAEのスハイル・アル・マズルーイー・エネルギー相もこれに賛同し、「天然ガスは非常に長期間存在し続けるだろう」としたうえで、再生可能エネルギーの導入が進む中でもベースロードとしての天然ガスにはさらなる投資が必要であると指摘した。

ガイアナの原油輸出が倍増、輸出量の半分を欧州が輸入

南米で最も新しい産油国であるガイアナの原油輸出量は昨年164%増加した。これは、ガイアナ産の軽質スイート原油の生産量が増加したことと、特に欧州においてその需要が増えたことによるものだ。欧州での需要増加の背景には、ロシア産原油の代替として精製業者がその輸入量を増やしたことがある。

エクソンモービルが主導するコンソーシアムが2019年後半に採掘を開始して以来、ガイアナからの原油輸出量は急増した。ロイターに提供された公式数字によると、同国の昨年の石油輸出収入は11億ドルに達している。

ガイアナ政府の石油収入の取り分は11億ドルで、利益とロイヤリティを合わせて4億900万ドルだった2021年から大幅に増加した。世界価格の高騰により、その取り分は同国の当初の収入予測の9億5800万ドルを上回った。

南米で最も小さく最も未開発の国の一つであるガイアナは、その石油資源を利用して工業化を進め、ガス火力発電所、新道路、太陽光発電プロジェクトなどを建設することを計画している。

エクソンの2隻目の浮体式生産船が稼働を開始した昨年2月以降、ウクライナ侵攻の影響で欧州の精製業者がロシア産原油の代替を探す中、生産量が増加し輸出が活発化した。

ガイアナは日量約36万バレルの原油を生産しており、2020年代末までに生産量を日量164万バレルに引き上げることを目標としている。

リフィニティブ・アイコンの輸出データによると、ガイアナの昨年の輸出量は日量平均26万5693バレルで、日量10万645バレルだった2021年の倍以上となった。その49%を輸入している欧州は最大の受け皿となっている。これは、以前は第一の輸出先であったアジアの34%を上回っている。

(ロイターの記事を参照)

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