女性のプログラマーは少ない?
プログラマーを始めとしたエンジニア職は、男性が多いイメージを持たれることが多いです。しかし実際は、どのくらいの女性がプログラマーとして活躍しているのでしょうか。
「IT人材白書2020」の調査によると、IT企業の正社員では、約6割半ばのIT企業で女性のIT人材の割合は20%以下という結果が出ています。プログラマー以外の職種も含めてこの結果であることから、女性でプログラマーとして活動されている方は割合としては少なめであることが読み取れます。
しかし現在では、女性が働きやすい制度を設けるなど、女性のプログラマーが活躍しやすい環境を整える動きもあります。働きやすい企業を見つけることで、女性のプログラマーの方も今後増えていくのではないでしょうか。
本記事では、女性プログラマーの方が少ない理由や、プログラマーとして働くメリットなどをご紹介します。女性でプログラマーを目指そうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
【参考】:IT人材白書 2020 -5 IT人材における女性の割合-
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女性のプログラマーが少ない理由
先述のように少数派とされる女性のプログラマーですが、そもそもなぜ女性のプログラマーが少ないのでしょうか。ここからは、女性のプログラマーが少ない理由をいくつか紹介します。
男社会のイメージがある
IT業界は男性社会という先入観から、女性でプログラマーを希望する方が少ないのかも知れません。しかしそれは過去の話であり、現在のIT業界は女性進出が進んでいる状況です。
今後、女性のプログラマーの方が活躍するようになれば、IT業界全体で女性が少ないというイメージも減っていくと考えられます。
育児や家事と両立しづらいイメージがある
プログラマーとして働く場合、例えば開発の納期が迫っていたり、予想外の障害が発生した場合には、急な残業が発生する可能性があります。
例えば、妊娠中や育児中の女性にとっては、このような状況で仕事を両立させることは難しいでしょう。また、これまで女性が職場に少なかったことから、このような悩みを共有しづらいといった悩みもあったかもしれません。
しかし現在では、リモートワークやフレックス制度、長期休暇制度など、企業によって様々な制度が充実しています。女性にとって働きやすい企業を選ぶことで、育児やプライベートが忙しい方でも、無理なく働き続けられるようになるでしょう。
プログラマーの年収について
次に、プログラマーの年収面についてみていきます。実は、プログラマーの年収は一般年収よりも若干低めです。もちろんキャリアアップをすれば年収アップを見込めますが、それを知らない方も多いため、女性プログラマーが少ないと考えられます。ここからは、プログラマーの年収についてご紹介します。
プログラマーの年収は「マイナビエージェント職種図鑑」での平均年収は344万円(※2023年3月執筆時点)、経済産業省2017年発表の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」から近い職種のエンジニア/プログラマ(シートの公的機関年収情報から選ぶ)を参考にすると、平均年収592万円と分かりました。
国税庁2020年発表の「民間給与実態統計調査」における民間企業平均年収は433万円なので、プログラマーの年収は、調査媒体によってバラつきがあります。
しかし、このプログラマーはスキルを磨いていくことでシステムエンジニアやコンサルタントなど、他の職種やキャリアアップを目指せます。
また、開発のスキルを持ってから上流工程スキルを磨いていくことで、体系的にITスキルを磨くことができます。そのため、まずはプログラマーとしてITの知識やスキルを習得した後にキャリアアップを目指しましょう。そうすることで、より年収の高い職種に転職するチャンスも出てくるでしょう。
【参考】:マイナビエージェント 職種図鑑 ※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビエージェントサービスにご登録頂いた方 【参考】:IT関連産業における給与水準の実態① ~ 職種別(P7) 【参考】:民間給与実態統計調査-国税庁
女性がプログラマーとして働くメリット
ここまで女性プログラマーが少ない理由についてご紹介しましたが、プログラマーは一定の需要があるため、転職や独立などの面ではメリットもあります。その他にも柔軟な働き方ができるなど、プログラマー特有のメリットもあります。
ここからは、プログラマーとして働くメリットについて、いくつかご紹介します。
家庭事情を考慮した在宅ワークも可能
近年IT業界ではリモートワークが浸透しており、自宅で開発が可能な仕事も多くあります。そのため家庭の事情などを伝えることで、リモートワークを許可してくれたり、勤務時間を調整してくれたりする可能性もあります。
特に家事や育児で忙しい方にとっては、毎日の通勤時間がなくなるだけでも、仕事のしやすさは格段に変わるでしょう。必ず在宅で働けるとは限りませんが、自宅でも会社同様に開発ができる環境が整っていれば、柔軟な働き方を許容してくれる会社が増えています。
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スキルアップすれば転職や独立も可能
プログラマーは需要のある職業ですので、スキルを磨いておけば、より良い条件で採用してもらえる企業への転職も可能です。またJavaやPythonを始めとした、開発現場で良く使われている言語を学ぶことで、案件の選択肢もより増えるでしょう。自由な働き方をしたい場合にはフリーランスとして独立することも可能です。
例えば、フリーランスとして案件を自分で管理できるようになれば、育児が忙しい時期は稼働を押さえて週3日だけ働くといったこともできます。自分で働く時間を管理できますので、家事や育児で忙しい方にとっては、非常に働きやすくなるといえるでしょう。
スキルアップをするために、新しい技術などが出ると勉強が求められることもありますが、スキルを磨いておけば柔軟な働き方ができるという点は、プログラマーのメリットといえます。
企業選びの際には、女性が働きやすい制度が導入されているかどうかや、自分のスキルにあった企業か見極める必要があります。未経験でそのようなポイントを探すのは大変かと思いますので、そのような時は転職エージェントの活用をおすすめします。
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女性プログラマーは今後活躍が期待されている
これまでプログラマーという職種は、元々のイメージや女性にとって働く環境があまり整備されていなかったという理由で、女性の割合が多くありませんでした。しかし、働き方改革や、リモートワークなど時代の変化にあわせ、女性が長く働き続けられる環境が整ってきています。
例えば、働き方改革によって育児休暇の取得を促進する動きも出ています。さらにフレックスタイムの制度が導入がされている企業もあり、家庭事情に併せて出退勤する時間の調整も可能です。
そのため育児をされている方なども、このような会社の制度を利用することで、より働きやすい環境で仕事ができるでしょう。
スキルを磨き女性プログラマーとして活躍しよう
本記事では、女性プログラマーが少ない理由や、プログラマーを目指すメリットなどをご紹介しました。プログラマーは男性社会というイメージを持つ方もいるかも知れませんが、女性が働きやすいような環境も作られていて、メリットもあるとお分かりいただけたかと思います。
女性でプログラマーになることはもちろん可能ですが、転職する際にはどのスキルを磨くか考え、さらに自分の働き方にあった企業を選ぶことも非常に重要です。このようなことを踏まえながら、自分1人で転職活動をするのは、なかなか難しいでしょう。
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