[4日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールスビー総裁は4日、朝方発表された7月の米雇用統計を踏まえ、労働市場は均衡しつつあるもようという認識を示した。
グールスビー総裁はブルームバーグTVとのインタビューで、深刻な景気後退を招くことなく、インフレを鈍化させることは可能という考えを改めて示した上で、米連邦準備理事会(FRB)が米経済をソフトランディングさせることができると期待していると語った。
7月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数の伸びが予想を下回ったものの、賃金は底堅い伸びを維持、失業率も低下し、労働市場の引き締まり継続を示唆した。ただ、5・6月分の雇用者数の伸びは下方改定され、労働需要が減速しつつある兆候も示された。
グールスビー総裁はまた、格付け会社フィッチ・レーティングスによる米国債格下げが何ら変化をもたらすとは考えていないと述べた。
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