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江戸時代の盛岡藩の犯罪記録を紹介 盛岡市で展示会|NHK 岩手県の ... - nhk.or.jp

江戸時代に盛岡藩で実際に起きた犯罪とその刑罰の記録を紹介した展示会が盛岡市で開かれています。

盛岡市のもりおか歴史文化館は江戸時代に盛岡藩で起きた犯罪に関する資料を多数所蔵しており、今回はこのうち63点が展示されています。

盛岡藩の判例集と言える冊子、「刑罪」はもりおか歴史文化館が所蔵しているものだけで50冊あり当時の事件の内容と刑罰が詳しく書かれています。

1804年7月に同僚とそば屋で酒を飲んで泥酔した武士が街なかで刀を抜いて暴れた事件では、翌朝に全く記憶がなく、「武士にあるまじきこと」だとして隠居、武士を引退させられたとあります。

また、1772年8月には、盛岡城の配膳係が城の本丸に忍び込んで日本刀を盗み、その付属品を店に売ったところ盗品と分かって「討首」になったという記録があります。

現代でも多い盗品の転売にあたりますが、「死刑」になったのは城の本丸に忍び込み殿さまの刀を盗んだことが重視されたということです。

このほか、日本刀の切れ味を保証するため、罪人の処刑で人体を試し切りしたという脇差しも展示されています。

学芸員の福島茜さんは、「時代や社会が変わっても人は罪をおかすものなので、罪を犯した人や社会のありようを通して、江戸時代の人々の暮らしを身近に感じてほしい」と話していました。

この「罪と罰」展は、来月31日まで開かれています。

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