[ロンドン 7日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)のガイス事務局長は7日、高インフレや高金利といったマクロ的な難局にもかかわらず、世界経済は成長し、燃料需要をけん引するとの見通しを示した。ロンドンでの会合で演説した。
米経済は好調だが、欧州は苦戦していると指摘。新型コロナウイルス禍からの回復が想定よりも遅れている中国でさえ、4.5─5%程度の成長が予想されており、欧州を上回っていると述べた。
「短期から中期の需要と見通しについては、あらゆる難局や圧力にもかかわらず、世界経済の健全な成長を見込んでいる」とした。
中国の製油所では11─12月、精製量の減少が予想されるため、原油需要が抑制され価格下落が加速する可能性があるとみられている。
これに対してガイス氏は、インドやその他のアジア地域の需要見通しは明るいとしたほか、世界的には航空セクターが引き続き燃料需要をけん引すると予想した。
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