
テレグラムの独自ブロックチェーン「テレグラムオープンネットワーク(TON)」の開発者とユーザーの独立したグループ「フリーTONコミュニティ」が、TONの無料版をローンチした。5月7日のローンチイベント中、コミュニティメンバーは無料版TONブロックチェーンのローンチに関する主要な質問に回答した。
ローンチ時のZoomコールでは、多くのユーザーがこの「フリーTONブロックチェーン」が、テレグラムのオリジナルのTONからフォークなのかどうかという疑問をぶつけた。主要なコミュニティメンバーによると、無聊版TONブロックチェーンはフォークしたものと呼ばれるものではないなと回答している。
「フォークするネットワークは存在しない」
TONのコアインフラストラクチャ開発者であるTON Labsの最高技術責任者(CTO)であるミーチャ・ゴロシェフスキー氏は、既存のチェーンが存在しないため、無料版のTONブロックチェーンはTONのフォークではないと述べている。
「私たちは本当に何もフォークしていない。利用可能なリポジトリから構築した。人々は『フォーク』を2つの異なる意味で使用していると思う。リポジトリのフォークとネットワークのフォークだ。リポジトリのフォークは、GitHubで機能する基本的なものだ。…ネットワークのフォークに関する質問の場合、フォークするネットワークは存在しない」
ブロックチェーンにおけるフォークについて、整理してみよう。
よく知られている例の1つはビットコインキャッシュ(BCH)で、これは主要な仮想通貨(暗号資産)であるビットコイン(BTC)からのハードフォークだ。フォークは根本的な変更もしくは分岐が行われ、オリジナルのブロックチェーンから異なるパロメータを実行することになる2つのブロックチェーンが作成される。
ほとんどの場合、ハードフォークにより、古いバージョンのチェーンが消えてしまう。ただし、場合によっては、2つのチェーンが機能し続け、それぞれのネットワークユーザーとコントリビューターによる個別のコミュニティが形成される。
独自通貨TONクリスタルを配布
5月7日の無料版のTONブロックチェーンに伴い、フリーTONコミュニティは、ローンチの一環としてフリーTONトークンを配布した。TON Labsの最高事業開発責任者であるロン・ミラー氏によれば、フリーTONトークンの正式名称は「TONクリスタル」という。「正式な名称はTONクリスタルだが、私たちはシンプルにTONと呼んでいる」と、ミラー氏は説明している。
TONのもともとのネイティブトークンである「グラム(GRM)」と同様、フリーTONコミュニティは約50億のTONクリスタルトークンを発行している。フリーTONブロックチェーンブラウザによれば、5,000,002,836のTONクリスタストークンがあり、85%がフリーTONパートナーとユーザーに配布され、10%が開発者に配布されている。残りの5%はコミュニティのバリデータに送られている。
このTONクリスタルが上場されるのかという質問について、コミュニティ側は「取引所に直接質問して欲しい」と述べるにとどまっている。
ローンチ数時間で1000人参加
誰もが分散化コミュニティ宣言(DoD)に署名することによって無料版のTONネットワークに参加できる。発表から数時間で1000人以上の人々が署名して参加している。
フリーTONネットワークには少なくとも1つの仮想通貨取引所が参加している。ウクライナの仮想通貨取引所クナ(Kuna)の幹部が、ネットワークに参加するためにDoDに署名した。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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May 09, 2020 at 02:34PM
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