鉄鋼加工の東光鉄工(秋田県大館市)は、噴火で多くの死者・行方不明者が出た御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)に設置した噴石避難用の鋼製の「TOKO防災シェルター」を公開した。同社によると、活火山での退避壕(たいひごう)の充実を目指す内閣府の方針に対応したシェルターの設置は全国初だという。
防災シェルターは、1日から登山道の立ち入り規制が解除され、登山客が行けるようになった御嶽山頂付近の「王滝頂上山荘」(2936メートル)の敷地内に、長野県王滝村が設置した。2014年9月の噴火災害を受け、東光鉄工が「登山者の命を守る」をコンセプトに開発した。
大型のデッキプレートをアーチ状に曲げた構造で、幅2・5メートル、全長5・2メートル、高さ2・1メートルで、30人まで収容できる。収容人数に合わせた設計も可能だ。小型ヘリコプターで運べるよう部材を1トン以下の重さにすることもできる。施工指導員派遣費や陸上輸送費などを含めた価格は685万円(税別)。
東光鉄工は、南極昭和基地のドーム形構造物に実績がある。同社は「日本には監視・観測体制の必要な火山が50ある。当社の防災シェルターの設置を推進し、登山者を守るための防災環境整備に貢献していく」としている。(加賀谷直人)
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August 22, 2020 at 01:18PM
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南極で実績の企業、御嶽山に噴石シェルター 30人収容 - 朝日新聞デジタル
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