Search

アパートの一室をシェルターに 死と隣り合わせのシリアの日常とは〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

 映画「シリアにて」は、戦地の今を伝える緊迫のドラマだ。主役のオームを務めるのは、ヒアム・アッバス。「シリアの花嫁」「ガザの美容室」や、スピルバーグの「ミュンヘン」、世界的に大ヒットした「ブレードランナー 2049」など、中東映画からアメリカ映画まで幅広く活躍する名女優だ。 【「シリアにて」の場面写真をもっと見る】

 シリアの首都ダマスカス。いまだ内戦の終息は見えず、アサド政権と反体制派、そしてISの対立が続いていた。そんな中、戦地に赴いた夫の留守を預かるオーム(ヒアム・アッバス)は、自らが住むアパートの一室をシェルターにして、家族と幼子を持つ隣人のハリマ(ディアマンド・アブ・アブード)の一家を市街戦の脅威から守り、なんとか生活を続けていた。一歩外に出ればスナイパーに狙われ、爆撃が建物を振動させ、さらに強盗が押し入ろうとする。いつまで持ちこたえられるかわからない日々。  ある日、ハリマの夫がレバノンへの脱出ルートを見つけ、今夜こそ逃げようと、ハリマに計画を打ち明け、彼はアパートを出ていくが……。  本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点) ■渡辺祥子(映画評論家) 評価:★★★★ 絶え間ない銃撃、スナイパーの狙撃、強奪者に怯える日常。そこで命と我が子を守るのが最優先の母の非情の選択の地獄。それでも人は生きて人生は続く。この苦悩と痛みを正しく、率直に伝えていることがよくわかる力強い映画。

■大場正明(映画評論家) 評価:★★★ 設定などの情報を最小限にとどめ、空間と時間を限定し、カメラが主人公たちに密着することで、生々しい臨場感や閉塞感を生み出す。内戦下で精神的、肉体的に傷を負う市民の姿を、独自の視点と表現で浮き彫りにしている。 ■LiLiCo(映画コメンテーター) 評価:★★★ ずっと胸が締めつけられていました。これが現実であることを認めたくない。不安のなか、どう生きればいいのか。ドキュメンタリー風に描き、しかもあのラストシーン。この映画をしばし背負って生活することになりそう。 ■わたなべりんたろう(映画ライター) 評価:★★★★ 限定された空間での緊張感の持続は練られた脚本とカメラワークの見事さの貢献が大きい。閉じこもった側の視点のみで、その他の者が何を考えているかわからないからこそ、人を思いやる気持ちが表出すると鮮烈さが増す。 (構成/長沢明[+code]) ※週刊朝日  2020年8月28日号

Let's block ads! (Why?)



"シェルター" - Google ニュース
August 24, 2020 at 03:00PM
https://ift.tt/3grgAUT

アパートの一室をシェルターに 死と隣り合わせのシリアの日常とは〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
"シェルター" - Google ニュース
https://ift.tt/2wnPLzw
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

0 Response to "アパートの一室をシェルターに 死と隣り合わせのシリアの日常とは〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース"

Post a Comment

Powered by Blogger.