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百貨店4月売上高2・7倍 19年比は3割減、コロナ前遠く - 日本経済新聞

日本百貨店協会(東京・中央)が24日発表した4月の全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比167%増となった。前年は1度目の緊急事態宣言で休業や時短営業が広がっていた。その反動で大幅なプラスとなった。ただ、新型コロナウイルスが流行する前の2019年比では27.7%減となった。緊急事態宣言の延長で売り上げの回復は見通せない状況が続いている。

4月25日に東京や大阪など4都府県を対象とした3度目の緊急事態宣言が発令された。各社は大型商業施設の休業要請を受け、4月は食品など生活必需品を除いて休業していた。ただ前年4月は全館休業も多く、日数も長かったこともあり、今年は前年より影響が少なかった。

5月は1~17日の期間、前年同期と比べて185%増で推移している。一方、19年比では55%減と低迷している。「極めて厳しい状況になっている」(日本百貨店協会)という。緊急事態宣言の期限が延長された12日以降も東京都などは大型商業施設の休業要請を続けている。5月以降も販売機会の減少は避けられない。

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