
[シドニー 21日 ロイター] - オーストラリア統計局(ABS)が21日発表した5月の小売売上高(速報値)は前月比0.1%増となり、市場予想の0.5%増を下回った。ビクトリア州で実施された新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が響いた。
4月は1.1%増加していた。
確報値は7月5日に発表される。
オーストラリアは、厳格な対人距離規制や国境封鎖を通じて、新型コロナの抑え込みにおおむね成功。ただ、局所的には小規模な感染拡大に見舞われ、一部でロックダウンや行動制限の導入を余儀なくされた。
5月に昨年3月以来4度目のロックダウンが導入されたビクトリア州では、小売売上高は1.5%減少した。食品以外の全品目で減少した。食品はロックダウン前の駆け込み需要で販売増となった。
5月の小売売上高は、全国的にも食品が増加をけん引した。家庭用品、衣料品、履物、装身具の売上高は減少した。
アナリストは、堅調な雇用の伸びや、低・中所得層向けの減税措置、住宅価格の上昇、過去最低水準の住宅ローン金利を背景に、民間消費は当面は力強い状態が続くと予想している。
豪小売売上高、5月は前月比0.1%増 コロナ封鎖で予想下回る - ロイター
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