帝国データバンク福岡支店は24日、全国の焼酎・泡盛メーカーの2020年(1~12月期)売上高上位50社を発表した。都道府県別は鹿児島が前年と同じ22社で最も多く、売上高では前年比5.6%減の663億円の2位だった。 【写真】表・焼酎、泡盛の売上高
新型コロナウイルスの影響で50社中39社が減収となる中、上位10社では6社が増収。同支店は「巣ごもり需要の取り込みが明暗を分けた」と分析する。 上位10社は、霧島酒造(都城市)が1.0%増の625億円で9年連続トップ。2位は三和酒類(大分県宇佐市)で0.1%増の429億円、3位はオエノングループ(東京)で0.8%増の393億円だった。 鹿児島からは浜田酒造(いちき串木野市)が4.0%増の128億円で6位。7位に薩摩酒造(枕崎市)、8位に若松酒造(いちき串木野市)、9位に本坊酒造(鹿児島市)と続いた。 50社の総売上高は3.8%減の2891億円。8割近い企業が減収となり、鹿児島の18社も売り上げを減らした。若者の酒離れやウイスキーやワインなど好みの多様化、コロナ禍で飲食店向けや訪日客の減少をカバーできなかったとみられる。 同支店は「企業規模が小さくなるほどコロナ禍の影響を強く受けているようだ。SNSを活用した販促など、家飲み需要を取り込んでいく戦略が欠かせない」と指摘した。
都道府県別売上高の首位は、6社が入った宮崎が2.8%減の831億円。3位は4社が入った大分が2.3%減の605億円だった。 11~50位の鹿児島県内メーカーは次の通り。( )内は順位。 (13)大口酒造(伊佐市)(16)小正醸造(鹿児島市)(17)三岳酒造(屋久島町)(18)長島研醸(長島町)(19)岩川醸造(曽於市)(20)町田酒造(龍郷町)(24)田苑酒造(薩摩川内市)(27)奄美大島開運酒造(宇検村)(34)白玉醸造(錦江町)(36)小鹿酒造(鹿屋市)(37)萬世酒造(南さつま市)(38)佐藤酒造(霧島市)(39)奄美大島にしかわ酒造(徳之島町)(42)さつま無双(鹿児島市)(43)大海酒造(鹿屋市)(45)大隅酒造(曽於市)、霧島町蒸留所(霧島市)(48)若潮酒造(志布志市)
焼酎の売上高上位50社 鹿児島は最多22社 39社が減収 巣ごもり需要取り込みで明暗 20年調査(南日本新聞) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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