
9月8日には、東京・原宿の旗艦店店をリニューアルオープンする。60坪強(約200平方メートル)の店舗には、従来の主力アイテムであるTシャツやパーカーなどのアパレルに加え、スニーカーやマグカップ、スマホケース、クッションなど雑貨を加え、450アイテムを販売する。雑貨も商品単価は2000~3000円が中心になり、アパレルとほぼ同じ。現在商品構成でほぼ100%を占めるアパレル製品の割合を5年後には50%に下げ、服飾雑貨や生活雑貨といった非アパレルの50%上乗せすを目指す同社の象徴的な店舗になる。村田社長は「この1~2年をかけてサプライチェーンも含めたビジネスモデル全体を変えていく。これまでは売り減らすやり方だったが、今後は原型となるTシャツのボディをストックし、売れた分だけをプリントして追加していくやり方に変える。短ければ1~2週間、長くても4~5週間で追加生産する。Tシャツのボディも一度に大量に発注すればコストダウンにつながるし、セールもやらなくても良くなる。販売するアイテム全体の7~8割を追加生産型に切り替え、早ければ来春からはセールも止めたい」という。ECで試験的に先行販売したグラフィックスニーカーは1500足がすぐに完売したが、「プリントできる工場が少なかったが、試行錯誤して量産体制を整え、リニューアルオープン後は、定番アイテムとして販売体制が整った。今後拡充する雑貨でもこうした追加発注型のビジネスモデルで展開する」という。
Tシャツのグラニフが雑貨&出店を拡大、売上高3倍の300億円に 上場も視野(WWDJAPAN.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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