ディスコ、単独売上高が37%増 4～9月 - 日本経済新聞

半導体製造装置のディスコは6日、4～9月期の単独売上高が前年同期比37%増の962億円になったと発表した。従来予想（899億円）を63億円上回った。足元では半導体不足が深刻化しており、半導体メーカー各社が増産に向けて生産能力を強化している。半導体を製造するための加工装置や消耗部品の需要は高止まりの状態が続いている。

デイスコの単独出荷額は4～6月期に過去最高となる531億円を記録している。7～9月期は498億円と前の四半期比で6%減少するものの、前年同期比では43%増と依然として高水準を維持している。

足元では家電製品などの民生機器や車載向けなど幅広い用途で半導体の需要が高まっている。半導体メーカーの高い工場稼働率を受けて、消耗品である替え刃の販売も好調だった。ディスコの工場では製品供給に向けて2020年からフル稼働の状態が続いているという。

Adblock test (Why?)