
KRY山口放送
山口県周南市に主力工場を置く東ソーの今期の中間の連結決算は売上高・純利益などで過去最高となった。 東ソーの今期の中間の連結決算は新しい会計基準の適用前の前の年に比べ売上高が1000億円増の4285億1500万円、純利益は343億円増の460億3100万円で営業利益、経常利益とあわせ過去最高を更新した。背景として新型コロナウイルスの影響が落ち着いてきたことから主力製品の塩ビ樹脂やウレタン原料の市況が上昇し、ナフサなどの原燃料価格の上昇によるコストの増加分を上回ったことなどを挙げている。東ソー経営管理室南陽経理課・土家崇課長は、「需要の回復、需給の改善、両面において当社としてはうまく波に乗れた。そういう点が上期の最高益、最高売上につながったと考えている」と述べていた。通期予想についても売上高が過去最高の8900億円を見込んでいる。
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