４～６月期の大企業景況感、２期連続マイナスに…製造業はマイナス幅拡大 - 読売新聞オンライン

　内閣府と財務省が１３日発表した４～６月期の法人企業景気予測調査によると、大企業（資本金１０億円以上、全産業）の景況判断指数はマイナス０・９で、１～３月期のマイナス７・５から改善した。マイナスは２期連続。

　製造業はマイナス９・９で、１～３月期（マイナス７・６）よりマイナス幅が拡大した。中国・上海で続いた新型コロナウイルス対策のロックダウン（都市封鎖）で、部品供給が滞った「自動車・同付属品製造業」がマイナス２５・４となった。原油など原材料価格上昇の影響を受けた「化学工業」もマイナス１０・２だった。

　一方、非製造業は３・４と２期ぶりのプラスだった。コロナ感染が落ち着き、サービス業や運輸・郵便業の景況感が回復した。

　指数は前期と比べた景況感について、「上昇」と答えた割合から「下降」と答えた割合を引いて算出する。

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