東京株式相場は小幅安。米半導体メーカーの エヌビディアは売上高見通しを引き下げ、電機や機械株に半導体需要の先細りを懸念した売りが出ている。情報・通信株も下落し、創業以来最大の最終赤字になったと前日に発表したソフトバンクグループが値を崩している。半面、原油高を追い風に鉱業や石油石炭製品株は上昇。業績計画の上方修正と自社株買いを発表したINPEXが高い。
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市場関係者の見方
野村アセットマネジメントの石黒英之シニア・ストラテジスト
- 米半導体大手のエヌビディアが売上高見通しを下方修正し、日本株にも半導体関連やテクノロジー銘柄の一角など関連銘柄に売りが先行しそうだ
- 日経平均株価は6月に付けた取引時間中の高値2万8389円に近づいたため戻り売りが出やすい。決算をきのう発表したソフトバンクグループの株価には注意が必要だ。日経平均への寄与度が高く、売りが膨らむと2万8000円割れのリスクがある
- ただ、これまで開示のあった国内企業決算は総じて悪くない印象だ。業績の安心感から押し目買いも入り、2万8000円近辺で底固めする展開も想定できる
東証33業種
下落率上位 | ゴム製品、電機、情報・通信、銀行 |
上昇率上位 | 鉱業、水産・農林、精密機器、繊維製品 |
背景
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