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茨城県“24万円の30坪物件”を買った作家が「市街化調整区域は最高」と言う理由 - ダイヤモンド・オンライン

約30坪で24万円の
古家付き物件を購入

筆者が24万円で買った古家のリノベーション後筆者が24万円で買った古家のリノベーション後

 ソロキャンプ(略称:ソロキャン)がはやっているというニュースをよく聞く。コロナ禍が長引き、窮屈な自粛生活の反動か、大自然を独占して誰に気兼ねなくのびのびとキャンプしたい――、という需要があるからだという。実際にソロキャン目的で山林売買が注目されて久しい。この手に特化したサイトは多々あり、「山いちば」などを筆頭に活況を呈しているとされる。

 一般的に山林は不動産価値が低く値段が付きにくい場合が多い。相続人が処分に窮して捨て値で売りに出す場合が多く見受けられる。坪1000円ほどで数千坪の山林が売りに出されているので、「お買い得」と思って飛び付くケースもある。

 不動産は一期一会の典型であり、市場での評価額では表現できない「プライスレス」をその物件に感じるなら迷わず買ってみるのも一興である。しかし広大な山林を買ったはいいが、その後もてあそぶ「失敗談」もよく見聞する。そこで私が提唱するのは、山林に至らない郊外における規模の小さい市街化調整区域の購入である。

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