出雲市「空き家バンク」を紹介ポルトガル語のチラシ作成｜NHK 島根県のニュース - nhk.or.jp

多くのブラジル人が暮らしている出雲市では、母国から家族を呼び寄せて暮らしたい需要が増えるなかで、市内に多くある空き家を活用してもらおうと、ポルトガル語で「空き家バンク」を紹介するチラシを新たに作成しました。

出雲市には、ことし３月末の時点で２６００を超える空き家があり、市は、インターネット上で借り手や買い手を探す「空き家バンク」という仕組みを整えています。
一方で、出雲市には、地元にある工場などに勤務するブラジル人が３８００人以上暮らしていて、市によりますと、ブラジルの治安悪化や、新型コロナの影響が続くなか、母国から家族を呼び寄せようと、空き家を求める需要が高まっているということです。
そこで、出雲市は、ブラジル人にも「空き家バンク」を利用してもらおうと、ポルトガル語で「空き家バンク」を紹介するチラシを新たに作成しました。
チラシには、「空き家バンク」の制度の解説に加えて、実際に空き家を購入したブラジル人からのアドバイスや、多くのブラジル人が疑問を持つ点についての回答などが掲載されています。
出雲市空き家対策室は「外国の人にも空き家を利活用してもらえるよう今後は、ホームページの翻訳なども進めていきたい」としています。
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