雫石町にあるJA全農いわての中央家畜市場で子牛の初競りが行われました。
えさ代などの高騰に加え、牛肉の需要も低迷していて、関係者からは需要の回復を願う声が聞かれました。
「JA全農いわて中央家畜市場」では初競りに先立って恒例の初市式が行われ、農協の関係者などが乾杯してことし1年の活発な取り引きを願いました。
このあと盛岡市や地元・雫石町など、県北部の6つの市と町の繁殖農家が育てた1歳未満の子牛350頭あまりが競りにかけられました。
市場には全国から子牛を育て肉牛を生産する肥育農家などが買い付けに訪れ、血統や体格などを確認しながら値をつけていました。
JA全農いわてによりますとえさ代などの高騰に加え、消費の低迷から、牛肉の需要も落ち込んでいて市場をとりまく環境は例年になく厳しいということです。
雫石町の繁殖農家は「えさ代も高いですが牧草の肥料代も上がっていて、新しい機械も買えません。苦しいです」と話していました。
JA全農いわて畜産酪農部の久保正和次長は「年末から外国人観光客も入ってきているのでインバウンドの需要で牛肉の消費が回復することを期待しています」と話していました。
Bagikan Berita Ini
0 Response to "子牛の初競り 需要回復を願う声|NHK 岩手県のニュース - nhk.or.jp"
Post a Comment