スカンジナビア航空(SAS)は、2023年10月期第1四半期(2022年11月〜2023年1月)の業績を発表した。旅客需要は好調で、前年同期比48%増となった。
売上高は78億9,600万スウェーデンクローナ、税引前損失は24億4,900万スウェーデンクローナ、純損失は27億900万スウェーデンクローナとなった。座席利用率は69.3%で、前年同期比約7%増えた。
アメリカでの連邦破産法11条(チャプター11)による手続きと、事業再編計画「SAS WORWARD」は順調に進んでいる。リース会社との交渉は、15社59機で合意に達した。第2四半期にもDIPファイナンスの2回目を実施するため、一定の条件を満たすよう取り組んでいる。
冬には旅客数が減少する傾向にあるほか、金利上昇やインフレによる影響を受ける見通しであるものの、旅行需要は強いとした。夏には20路線を新設し、100都市以上へ週5,000便以上を運航する。
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