米 デルタ航空のエド・バスティアン最高経営責任者(CEO)は27日、一般的なリセッション(景気後退)が旅行需要の持続的回復の妨げになることはないとの考えを示した。
バスティアン氏はアトランタで開催された投資家デーで、「われわれはリセッションに対処する方法を知っている」と発言。旅行の急増はまだ数年続くとの見方を示した。
同氏は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で旅行需要が低迷した「生涯で最悪のリセッション」を受けて、まだ多くの繰り延べ需要があると語った。
デルタは、完全に回復していない分野の一つが出張だと指摘している。だが、バスティアン氏は、航空旅客収入が国内総生産(GDP)に占める割合は2020年に0.7%まで低下したものの、今年は過去平均の1.3%に回復するはずだとの見通しを示した。
デルタの株価は27日に6.8%上昇し、21年6月11日以来の高値である46.09ドルで終了した。
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原題: Delta CEO Bastian Tells Investors Recessions Aren’t All That (1)(抜粋)
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