[ベルリン 5日 ロイター] - 5日発表の6月のドイツのHCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は54.1に低下した。
このところの需要回復が失速した。好不況の分かれ目となる50は大幅に上回った。5月は13カ月ぶり高水準の57.2だった。
ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は、PMIの低下は予想外ではないと指摘。フランス、イタリア、スペインではすでに1カ月前から失速が見られていると述べた。
「昨年半ばに始まった製造業の需要減少が、ある時点でサービス業に傷跡を残すことも避けられない」と述べた。
企業の楽観度は5月から低下したものの、依然として総じて今後の成長を予想している。
人員の採用は前月を小幅に上回っており、企業の間に一定の自信が窺えるという。
ただ、サービス業と製造業を合わせた6月の総合PMIは5カ月ぶり低水準の50.6。5月は53.9だった。
同氏は「ドイツは昨年第4・四半期に始まった景気後退の継続を恐らく免れるだろう。だが、今年下半期に再び景気後退に陥るリスクが高まっている」と述べた。
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