盛夏の最中であり、夏の直前対策やお客さまの受け入れや人手不足で大変な状況ではあるかと思うが、秋の対策についても考えておかなければならない。今年の傾向は昨年までのコロナに翻弄(ほんろう)された年と異なり、ある意味ではコロナ前に近い状況となっている。秋の動向について注意すべき点が3点あるので、述べていきたい。
まずは、団体旅行が活況である点である。コロナ禍の2020年~2022年に実施できなかった団体需要が、ここにきて4年ぶりに実施というケースが目立っている。したがって、大型施設を中心に団体旅行が稼働を押し上げており、自然と残室を高単価で売ろうとする動機づけが働くことになる。特に土曜日は行楽シーズンの土曜日ともなるため、高単価での販売を検討してほしい。特に9、10、11月の3連休は高需要が予測される。
2点目はインバウンド需要である。もともと10月は訪日外国人の数も多く、特に2023年はこちらも4年ぶりの中国の国慶節(10月上旬の中国の大型連休)需要があり、すでに都心部や中国に人気のエリアでは中国の方の予約が増えているという声を聞く。前号でお伝えしたインバウンド先行予約に注意しながら進めてほしい。
会員向け記事です。
Bagikan Berita Ini
0 Response to "【インターネット徹底集客 312】WEB集客最前線(2023年秋の戦術 ... - 観光経済新聞"
Post a Comment