国は地方インバウンドに100億円を計上。地方は集客に必死だ。

山鉾巡行のプレミアム観覧席。巡行参列者との交流が好評だった(写真:京都市観光協会)
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新型コロナウィルス感染症の沈静化に伴って、日本を訪れるインバウンドが急増している。そうした訪日観光客は地方に、そして夜の街に足を伸ばすなど、コロナ前と大きく姿をかえている。『週刊東洋経済』の8月21日(月)発売号(8月26日号)では、「沸騰するインバウンド 復活するナイトタイム」を特集。実態とともに、インバウンドを取り込むノウハウなどをお伝えする。
「京都祇園祭の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)でプレミアム観覧席のお値段が40万円!」
7月17日、京都祇園祭の前祭(さきまつり)でのハイライト「山鉾巡行」が行われた。山車の上に豪華な飾り物を付けた山鉾が街を練り歩く、京都の夏の風物詩。今年は京都市観光協会が初の試みとして1席40万円の「プレミアム観覧席」を販売したことが話題になった。
通常の有料観覧席は1席4100円からだが、主に海外の富裕客がターゲットのプレミアム観覧席はその100倍。用意された84席のうち65席が売れた。
プレミアム観覧席は街の中心部である河原町御池交差点に設置。日よけの下にはいすとテーブルが置かれ、利用客が山鉾を間近に見ながら、京料理の「おばんざい」や飲料・酒類を楽しめるようにした。英語・中国語によるイヤホンガイドの解説も用意された。
直接の交流が特別な体験に
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