オリオールズからFAとなった藤浪晋太郎投手（29）について、大物代理人のスコット・ボラス氏（71）が6日（日本時間7日）、メジャー2、3球団から条件提示を受けていることを明かした。

米テネシー州ナッシュビルで開催されているウインターミーティングの会場で取材に対応。藤浪について「2、3球団から（条件の）提案を受けている。交渉を続けているところ。彼はメジャーリーグで大きな需要がある」と明かした。救援投手として評価され、メジャー契約となる見込み。複数年かどうかは不明だが、「ベストの契約を模索している」と話した。

阪神からアスレチックスに移籍した藤浪は今季、64試合の登板で5勝8敗、防御率8・57の結果でメジャー1年目を終えた。開幕後は結果が出ず、先発から中継ぎに配置転換となったが、オリオールズにトレード移籍後は30試合で2勝0敗、防御率4・85の好成績を収め、チームのポストシーズン進出に貢献した。