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「需要あるはず」と市が強調する地域バス、利用者1便当たり0・7人…住民「ルートも知らない」 - 読売新聞オンライン

 栃木県真岡市は、実証運行中のコミュニティーバス「もおかベリー号」(定員8人)について、昨年4月の運行開始から約8か月間で、利用者が1便当たり0・7人にとどまったとする調査結果をまとめた。市総合政策課は「今の利用者は少ないが需要はあるはず。周知活動と需要の掘り起こしに力を入れる」としている。

 もおかベリー号は、全10ルートで市中心街と大内、中村、久下田など郊外6地区を結ぶ。市中心街を循環する「いちごバス」を補完し、地区別に週1~2日、全地区で1日当たり計12~16便を運行する。運賃は全区間100円で、未就学児や運転免許を返納した高齢者は無料。

 調査結果では、昨年4月24日~12月28日の利用者は計1819人で、1日平均10・2人だった。中でも久下田や大内東ルートは、1便当たり0・32~0・34人と低迷している。

 いちごバスを利用する主婦(75)は「活用方法もルートも知らないので、乗る気にならない」と話す。市は3月末までの実証運行期間を9月末まで延長し、2月から各地区の自治会や老人クラブで説明会を開くほか、3~4月は車内アンケート協力者の運賃を無料にするなど利用促進を図るという。

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