新型コロナウイルスの影響で自粛状態が続くが、いまコミュニティ活動にできることは何か。20年前からコミュニティー研究を続けているNPO法人CRファクトリーの呉(ご)哲煥(てつあき)代表に寄稿してもらった。
◆
新型コロナの影響により、緊急事態宣言が全国で発出され、外出などが制限されるようになった。三密を避けなければならない状況が続く。市民活動・コミュニティ活動の基本的な道具である「イベント」「ミーティング」「懇親会」が封じられている。そして、きっとこの状況はもうしばらく続く。その前提に立ったとき、この社会状況下で市民活動・コミュニティ活動はどうすれば良いのか。そこを考えたい。(寄稿・CRファクトリー代表=呉哲煥)
1. コミュニケーション手段の大転換
まずは、コミュニケーションをどうするか?
集まれない、会えない、リアルで話せない。いま、多くの人がこれを機に、否が応でもZoomなどのオンラインツールを使い始めている。
この先、オンラインツールが爆発的に普及して、みんなのオンラインツール経験が増えていくことは間違いないだろう。まだ未経験でイメージが湧かない人も、少しずつ経験を積んで、慣れてきて、徐々に使いこなすようになっていくだろう。
これは、多くの人が携帯電話・スマホを持つようになったことと似ている。
コミュニケーションの道具が固定電話から携帯電話に移行したり、情報の取り方がテレビ・新聞・ラジオからスマホによるウェブメディア・SNSに大きく変化したことと似ている。
おおげさかもしれないけど(たぶんおおげさじゃない)、そういう既存システムの破壊と移行・再構築が起きるほどのインパクトをこの新型コロナはもたらす可能性がある。
そう考えると、市民活動・コミュニティ活動のコミュニケーション方法も、リアルからオンラインに大きく移行するかもしれない。
このコロナ期間に、オンラインイベントやウェビナー(ウェブセミナー)がたくさん開催され、多くの人がそれを主催したり、参加するようになるだろう。
ミーティングや面談や研修をZoomでなどで行なうことも多くの人が体験することになるだろう。ご飯会や飲み会や雑談会をオンラインで行なう動きもすでに盛んになっている。
まずは、固定電話→携帯電話、テレビ・新聞・ラジオ→スマホ・インターネット・SNSのような大転換が起きるかもしれないという見立ては持っていてもよいかもしれない。
そして、そのためには、少しずつでいいから、自分のオンライン体験を増やして、慣れていって、強くなっていって欲しい。
周りの人にも教えてあげて、みんなで使えるように慣れていくことは必要かもしれない。
たぶん、きっと、集まりにくい・会いにくい時間はもう少し続く。
私は1年間~1年半ぐらいは続くのではないかと思っている。ここは考え方を転換して、覚悟を決めて、がんばってほしい。
【関連記事】
"コミュニティ" - Google ニュース
April 23, 2020 at 05:00PM
https://ift.tt/2KtGABm
自粛社会でコミュニティ活動にできること(オルタナ) - Yahoo!ニュース
"コミュニティ" - Google ニュース
https://ift.tt/2Sx3Gfh
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "自粛社会でコミュニティ活動にできること(オルタナ) - Yahoo!ニュース"
Post a Comment