Microsoftは米国時間4月27日、2021会計年度第3四半期(3月31日締め)決算を発表した。予想を上回った。商用クラウドの売上高は前年同期比33%増の177億ドルだった。「Azure」は50%増となった。
売上高は前年同期比19%増の417億ドル、利益は155億ドル(1株あたり2.03ドル)、非GAAPベースでは1株あたり1.95ドルだった。
アナリストは、売上高を410億3000万ドル、非GAAPベースの1株あたり利益を1.78ドルと予想していた。
最高経営責任者(CEO)のSatya Nadella氏は、「デジタルの採用曲線は減速していない。加速している」とコメントしている。
Microsoftのポートフォリオは、企業が広範なデジタル変革を推進する動きから利益を得られているようだ。
主な数字は以下の通り。
- Productivity and Business Processes部門の売上高は前年同期比15%増の136億ドル。「Office」商用製品およびクラウドサービスの売上高は14%増だった。
- コンシューマー向けOffice製品およびクラウドサービスの売上高は5%増。Microsoftが公表した部門別リストの中で増加率が最も低かった。「Microsoft 365 Consumer」のサブスクリプション契約者数は5020万件に増加した。
- 「LinkedIn」の売上高は25%増加した。「Dynamics」製品およびクラウドサービスは26%増となった。
- Intelligent Cloud部門の売上高は23%増の151億ドル。Azureの売上高は50%増加し、サーバー製品とクラウドサービスの売上高は26%増となった。
- Azureの成長率は、2021年度第2四半期とほぼ同じだった。
- More Personal Computing部門の売上高は19%増の130億ドル。「Surface」の売上高は12%増加した。「Xbox」のコンテンツとサービスの売上高は34%増加した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
マイクロソフト、好調な第3四半期決算--「Azure」売上高は50%増 - CNET Japan
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