一気に膨らみ、一気に弾ける。
NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)ってつまりどういうことだっけ? なんて言ってる間に、もうNFTバブルの終わりが始まっているのかもしれません。アート作品から有名meme、ツイートまでとにかく何でもNFT化され、驚くような高値で落札されていた今日この頃。暗号資産系ニュースサイトのProtosによれば、どうやらNFTの売り上げピークは過ぎたようでして…。
Protosの報道によれば、Nonfungible.comデータベースで見るNFT売り上げピークは5月3日。取引高なんと1億200万ドル(約112億円)。ピーク前後1週間の取引額は1億7000万ドル(約187億円)。一方、ここ1週間のNFT取引はたったの1940万ドル(約22億ドル)。ピークから90%も下落しているのです。
一部デジタルアートが高値で取引される一方、NFTセールスの多くを占めるのは、いわゆるキャラコレクション系。CryptoPunks、Hashmasks、Tweky Pepesなど、小さなピクセルーアートです。Ptorosのここ1週間の売り上げ内訳データを見ると、このキャラコレクション系が920万ドル(約10億円)。次にデジタル不動産の購入が可能なアプリなどメタバース系が330万ドル(約3億6000万円)、そしてNBW Top Shotに代表されるスポーツ系が316万ドル(約3億5000万円)、デジタルアートが300万ドル(約3億3000万円)。NFTのアクティブウォレット数も、ピーク時の1万2000個から直近(Protos記事公開時)は3,900個にまでダウン。
Protosはは、この急激な下落を、オンラインコレクションへの投資が有効なのかユーザーが再考しているからだと分析し、NFTバブルは弾けたと締めくくっています。
NFTバブルは本当に弾けたのか。一時期だけの賑わいで終わるのか。それとも、新たなバブルが膨らむのか…。今はまだわかりません。ポケモンカードのように、長きに渡って熱意を持ってコミットしてくれるファンがいるプラットフォームになれるかが、答えを左右する要素。だから今はまだ何とも言えず…。
ここ最近のBitcoin下落も、NFTバブル終焉に拍車をかけているのでしょう。暗号通貨やNFTを運営するための環境への影響について関心が高まっているのもあるでしょう。まさに今、NFTは逆風の中にあります。
果たして、ここから再び値上がりするのかどうか。
Source: Protos
NFTバブルもうはじけた!? ピーク時から売上高が90%減 - GIZMODO JAPAN
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