[26日 ロイター] - 豪レアアース大手ライナスが26日発表した第4・四半期(4─6月)売上高は前年同期の5倍近くに増え、過去最高を記録した。
レアアースの価格が下落する中でも、需要が極めて旺盛だった。
発表を受け、ライナスの株価は9%上昇し、8年超ぶりの高値を付けた。
4─6月の売上高は1億8590万豪ドル(1億3700万米ドル)だった。
電気自動車(EV)の人気が高まる中、昨年の新型コロナウイルス禍で落ち込んだネオジム・プラセオジム(NdPr)などのレアアースの需要は回復している。
NdPrはEVや風力発電所のほか、スマートフォンなどの消費財、ジェットエンジンやミサイル誘導装置といった軍装備品に使われている。
ライナスのアマンダ・ラカーズ最高経営責任者(CEO)は、4─6月期を通じて同社製品、特にNdPrの需要が極めて旺盛だったことが過去最高の売上高につながったと説明した。また、同四半期にレアアース価格が下落したことについては、それ以前の投機的な急騰を受けた「正常な調整」であり、7月には再び価格が上昇していると述べた。
4─6月期のNdPr生産量は1393トンで、前年同期の775トンから大幅に増加した。
ライナス製品全般の平均販売価格は1キロ当たり39.1豪ドルと、前年の20.2豪ドルから値上がりした。
豪レアアース大手ライナス、4-6月売上高が過去最高 株価8年ぶり高値 - ロイター (Reuters Japan)
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