
23日は土用のうしの日です。
ウナギの養殖が盛んな静岡県浜松市にある卸売業者では、需要が回復してきた飲食店などへの出荷作業に追われています。
浜松市西区にあるウナギの卸売業者では、23日の土用のうしの日を前に従業員がふだんよりも1時間から2時間ほど早く出勤し、生きたウナギやウナギの白焼きを飲食店などに出荷する作業にあたりました。
このうち生きたウナギは、重さや太さなどで選別した上で氷を入れて袋詰めする作業を行いました。
この業者ではことし、厳しい暑さの中でも鮮度を保てるように、出荷用の箱の内側に保冷シートを敷いたり凍らせたペットボトルを入れたりするなどの工夫をしているということです。
また、業者によりますと、飲食店向けの出荷量は新型コロナの感染拡大の影響で一時、半分程度まで落ち込んだものの、客足が徐々に回復し持ち帰りの需要も増えたため、現在は感染拡大前の水準まで戻ってきているということです。
卸売業者の加茂仙一郎社長は「何度もコロナの感染拡大で浮き沈みのつらさを味わっていて、今回の感染拡大についてもまた来たかと心配していますが、まずはコロナに負けないよう栄養満点のうなぎを食べて元気いっぱいになってほしいです」と話していました。
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