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リフト、4~6月は過去最高益-需要回復、コロナの影響克服に近づく - ブルームバーグ

配車サービスを手掛ける米 リフトの4-6月(第2四半期)は過去最高益となった。同社は配車サービス利用が新型コロナウイルス禍前を上回る軌道にあると説明した。ドライバー不足解消に向けた投資が効果を発揮しつつある兆候が示された。

  4-6月期の調整後EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は7910万ドル(約105億円)と、ブル-ムバーグがまとめたアナリスト予想平均(1810万ドル)を大きく上回った。売上高も市場予想の9億8670万ドルを上回り、前年同期比30%増の9億9100万ドルとなった。

  4日の米株式市場の時間外取引では、リフトの株価はニューヨーク時間午後5時10分(日本時間5日午前6時10分)時点で約5%高となった。

  今回の好決算は、配車サービス需要が幅広く回復する中でリフトが新型コロナ禍の影響克服に近づいていることを示した。競合するウーバー・テクノロジーズの業績も需要回復の恩恵を受けている。

  同社の株価は5月に発表された1-3月(第1四半期)決算でコストを巡る懸念が強まったことをきっかけに大幅に下落した。しかし今回、最高益に加え、ドライバーのインセンティブに充てる支出を削減する計画が示されたことで、投資家の懸念は和らぐ可能性がある。

  共同創業者のローガン・グリーン最高経営責任者(CEO)は決算発表後のアナリストとの電話会見で、利用増加の予想は中期的に実現するだろうと述べた。

  ただ同社の示した7-9月(第3四半期)の売上高見通し(10億4000万-10億6000万ドル)とEBITDA見通し(5500万-6500万ドル)は共にアナリスト予想を若干下回った。アナリストは売上高を11億2000万ドル、EBITDAを6740万ドルと予測していた。

原題: Lyft Reports Record Earnings as More Drivers Meet Demand (2)(抜粋)

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