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テスラが上海工場の稼働予定を大幅短縮、中国での需要が減少 - GIGAZINE(ギガジン)

メモ


テスラの株価は2022年の1年間で69%下落したことが報じられています。理由としては、CEOであるイーロン・マスク氏への不信や、中国などの市場での需要減少への懸念が挙げられています。その中国で、テスラが上海工場の操業を予定より長くして減産する予定であることがわかりました。

Exclusive: Tesla to run reduced output in Shanghai in January, plan shows | Reuters
https://www.reuters.com/business/autos-transportation/tesla-run-reduced-output-shanghai-january-plan-shows-2022-12-27/


Tesla stock marks lowest close in years as investors worry about Musk’s focus | Tesla | The Guardian
https://www.theguardian.com/technology/2022/dec/27/tesla-stock-drops-lowest-close-years-elon-musk

Tesla suspends production at its Shanghai plant, according to an internal notice
https://www.cnbc.com/2022/12/24/tesla-suspends-production-at-its-shanghai-plant-according-to-an-internal-notice-.html

従業員2万人を抱え、テスラの重要生産拠点となっている上海工場で、2022年12月末から2022年1月にかけての操業期間が予定されていたよりも短縮されていることが明らかになりました。

もともと12月の最終週は休む予定になっていたものの、実際には予定が前倒しとなり、12月24日から休みに入っていて、年始は2023年1月3日から19日まで操業したあと、
20日から31日までの旧正月の間は長期休暇になるとのこと。

2021年の年末は最終週まで操業し、旧正月の休みは3日間だったことを考えると、今回のスケジュールが異例のものであることがわかります。


実際に、中国ではテスラの需要は落ち込んでいて、ロイターは証券会社の出した数字として、テスラの1日平均販売台数が前年同期比で28%減となったことを報じています。テスラは需要喚起策として保険料の補助を行ったり、モデル3とモデルYを最大で9%値下げしたりしているとのこと。

なお、EVの需要が落ち込んでいるわけではないことは、中国の自動車市場全体の売り上げは前年比で15%増となっていることから明らかです。

テスラのCEOであるイーロン・マスク氏はTwitter買収にかなりの資産を費やしたためか、相当額のテスラ株を売却したことが報じられています。こうしたマスク氏の動きは、「テスラへの興味を失ったのではないか」「Twitterにご執心なのではないか」と投資家の不信を呼んでいます。

イーロン・マスクがTwitterの損失穴埋めのためか約4950億円相当のテスラ株を売却、Twitter買収を発表してからこれで4回目 - GIGAZINE

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