東京都心の高級賃貸マンションが、空室率たった3.3%とほぼ満室に。
分譲に負けない賃貸市場の盛況ぶりに、何が起きているのか現地取材した。
不動産会社のケン・コーポレーションによると、東京都心、9つの区の2022年10月から12月の月30万円以上の高級賃貸マンションの空室率は、3.3%と過去最低水準となった。
都心回帰の傾向が高まっていることや、手軽さなどから分譲マンションより、あえて賃貸を選ぶ層が増えていることが背景にあるとみられている。
3月に完成したばかりの、東京・新宿区の住友不動産新宿ファーストタワーは、19階から35階の高層エリアが住居となっていて、全てが70平方メートル以上の広さを誇る高級賃貸マンション。
3LDKタイプの物件は、広さ160平方メートル超で、家賃は118万円。
大理石の床と、全面ガラス張りの窓が特徴的な最上階の部屋は、広さがおよそ300平方メートル。
景色抜群のガラス張りのバスルームが、2つもある。
人が住めるほどの広さの、ウォークインクロゼットも備えられている。
広々としたエントランスには、バイリンガルのコンシェルジュが24時間常駐。
共用部分の廊下の幅は3メートルと、マンションとは思えないゆとりのある造り。
賃貸マンションでは珍しい、車を車庫に出し入れしてくれるバレーサービスもついてくる。
住友不動産 賃貸住宅事業所長・永山貴さん「安心安全ホスピタリティを突き詰めて、高級な物件の在り方を追求した物件」
すでに半数は契約済みだというマンション、いったいどんな人が住んでいるのか。
住友不動産が2000年から展開している高級賃貸マンションは、初めは外資系企業に勤める外国人が主な客層だったが、現在、割合は逆転。
さらに、49歳以下の若い層の割合も増えているという。
住友不動産 賃貸住宅事業所長・永山貴さん「一定の富裕層の中に、あえて賃貸を選ぶ、分譲を買えないわけではないけど、賃貸の手軽さと便利さ、安心安全を求めてという客が生まれてきている。高級賃貸マーケットは、堅調に推移していくのかなと」
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