SEAJが発表した需要予測では、23年度は前年度比23%減に落ち込むものの、24年度は同30%増に回復し、25年度は同10%増の4兆3187億円と初めて4兆円を上回るとした。メモリー向け需要が年初想定以上に落ち込んでいるが、河合会長は回復時期について「23年末から24年1―3月が需要のターニングポイント」とした。スマートフォンやパソコン向けなど従来の需要に加え「データセンター分野で次の投資が始まる。DRAMで(現行の主流品であるDDR4型より処理速度が速い)DDR5への転換が本格化し、NANDの積層数も増加する」などと期待を示した。
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