主要な消費財企業がケミカルリサイクル素材80万トンの需要を共有と示唆｜秋田魁新報電子版 - 秋田魁新報電子版

AsiaNet 98231 （2501）

【パリ2022年10月12日PR Newswire＝共同通信JBN】コンシューマー・グッズ・フォーラム（
The Consumer Goods Forum、 CGF ）のCoalition of Action on Plastic Waste（プラスチック廃棄物行動連合）（https://www.theconsumergoodsforum.com/environmental-sustainability/plastic-waste/key-projects/packaging-design/ ）の加盟12企業は12日、サプライヤー、規制当局および投資家に宛てた書簡（https://www.theconsumergoodsforum.com/wp-content/uploads/2022/10/LOI_Chemical-Recycling_final-version.pdf ）を発表し、環境保全に沿って生産された化学的にリサイクルされた素材を調達する需要があることを明らかにした。連合加盟企業の広範な調査によると、メカニカルリサイクル素材に対するニーズに加え、2030年までに年間80万トンのケミカルリサイクル素材に対する需要があることが示された。

連合加盟メンバー社は2022年4月、「Chemical Recycling in a Circular Economy for Plastics（プラスチックの循環型経済におけるケミカルリサイクル」と題するビジョンと原則に関する文書（https://www.theconsumergoodsforum.com/wp-content/uploads/2022/04/PW-Chemical-Recycling-Vision-and-Principles-Paper-July-2022.pdf ）を発行した。これは、信頼性、安全性、環境に配慮した開発のための6つの主要原則を満たす新しいプラスチックのリサイクル技術の開発を奨励している。同時に、連合メンバーはこれとは別に「Life Cycle Assessment (LCA、ライフサイクル評価)」研究（https://www.theconsumergoodsforum.com/wp-content/uploads/2022/04/Life-Cycle-Assessment-of-Chemical-Recycling-for-Food-Grade-Film.pdf ）を発表したが、これは、リサイクルが困難なプラスチックを廃棄物焼却炉に送るのではなく、大規模なケミカルリサイクルを利用してリサイクルが困難なプラスチックを処理できる場合、特定の地域および特定の条件下で、システムレベルの排出量が約 40% 削減されることを示している。連合は、ケミカルリサイクル技術は特効薬のような技術ではないが、他の方法ではメカニカルリサイクルできない不可避のプラスチック廃棄物のリサイクルに不可欠な目的を果たすことができる重要な技術になると認識している。

「連合」はメンバー企業の調査を実施し、2030年までに年間少なくとも80万トンのケミカルリサイクル素材に対する需要があることを明らかにした。これらの素材の調達に関心を示すことで、企業は規制当局や投資家に対し、連合のVision and Principles（ビジョンと原則）のペーパーに示されている必要な環境保全を満たしながら、プラスチックのケミカルリサイクルのインフラストラクチャーの規模を拡大する必要性を強く訴えている。

ケミカルリサイクル素材に対する需要は、メカニカルリサイクルのインフラストラクチャーのスケールアップを継続する必要性を減じるものではない。これは主に、今日のメカニカルリサイクル素材では大規模に満たすことができない需要に焦点を当てている（例：食品に接触する軟包装用途）。

この書簡に署名している「連合」メンバーには次の企業が含まれている：
Amcor、Barilla、Colgate Palmolive、Danone、Ferrero、Haleon、Henkel、Mars、Incorporated、McCain Foods、Mondelcz International、PepsiCo、Unilever。

▽The Consumer Goods Forum's Coalition of Action on Plastic Wasteについて
コンシューマー・グッズ・フォーラム（ The Consumer Goods Forum 、CGF）Coalition of Action on Plastic Waste（プラスチック廃棄物に関する行動連合）は2020年、消費財業界におけるプラスチック包装の開発と処理に対するより循環的なアプローチを開発することを目的として設立された。「連合」の発展は、Ellen MacArthur Foundation（エレン・マッカーサー財団）の「New Plastics Economy（新プラスチック経済）」に対する2018年のCGFによる支持、承認に基づいている。42人の献身的で革新的な小売業者と製造業者の最高経営責任者（CEO）が率いるグループとして、「新プラスチック経済」に向けた進歩を加速するという「連合」のビジョンは、循環性を業界の常識として実現するのを支援する複数の利害関係者の協力を通じて影響力のある措置を実施するためにメンバーが取り組むという中心的な目的によって具現化されている。プラスチック廃棄物を削減する CGF の取り組みの詳細は、www.tcgfplasticwaste.com を参照。

▽問い合わせ先
Ignacio Gavilan
Director, Environmental Sustainability
environmental@theconsumergoodsforum.com
Louise Chester
Communications Manager
l.chester@theconsumergoodsforum.com

Logo -
https://mma.prnewswire.com/media/1279200/The_Consumer_Goods_Forum_Logo.jpg

ソース：The Consumer Goods Forum

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