2023年04月12日16時46分
トヨタ自動車は12日、今年秋に発売する高級車「クラウン」の新型「セダン」タイプに、水素で発電して走る燃料電池車(FCV)を投入すると発表した。これまで同社の市販車では「ミライ」が唯一のFCVだった。同社は「セダンの顧客は官庁や企業が多いため、FCVの需要がある」(広報)とみている。
トヨタは昨年7月、クラウンの16代目となる新型として、外観などが異なる4タイプを発表。第1弾として昨年秋に発売したセダン・スポーツ用多目的車(SUV)融合の「クロスオーバー」は、ハイブリッド車(HV)のみを展開している。
今後発売するSUVの「スポーツ」と、ワゴン車に近い形の「エステート」はHVとプラグインハイブリッド車(PHV)の2種類の動力タイプを用意する。これに対し、「セダン」はHVとFCVの2種類を販売する方針だ。
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