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貯水池式水力発電所における発電計画策定の最適化に向けたAI ... - 中国電力

 当社はこのたび、株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長:春田真)と共同で、AIを用いて貯水池式水力発電所の発電計画策定を最適化するシステムを開発しましたのでお知らせします。

 従来、貯水池式水力発電所の発電計画は、簡易なダム流入量予測と熟練者の経験をもとに策定していました。本システムの活用により、ダム流入量の予測精度を高め、より精緻な発電計画を策定することで、更なる水資源の有効活用やCO2排出量低減にもつながると考えています。

〔AIによる発電計画最適化の概要〕

 ① ダム流域における過去の降水量とダムへの流入量をAIに学習させたうえで、ダム流域の詳細な気象予測を入力し、10日間程度のダム流入量を予測する。

 ② ①の予測データと電力市場価格の予測を組み合わせることで、AIがダムの貯留水を最適な日ごとの発電使用水量へ配分する。

 ③ 翌日の電力市場価格の予測と②において配分した翌日の発電使用水量から、翌日の需要に応じた24時間の最適な発電計画(30分ごとの発電出力)をAIが策定する。

 2021年度以降、佐々並川発電所(山口県萩市)がある佐々並川ダム、周布川第一発電所(島根県浜田市)がある周布川ダムで試運用を行ったところ、実際の発電所運用に活用しても問題がない精度であること、従来手法と比べて発電電力量が増え、需要が大きい時間帯に集中して発電できることを確認しています。

 今後、試運用を実施した両ダムにおいて実運用へと移行する中で、操作性の改善など、課題の対応に取り組むとともに、他のダムでの導入を進めてまいります。

※ 川の水をダムに貯めてから、必要な時に利用して発電する方法。雪どけ水、梅雨、台風時に水を貯めて、渇水時など、主に電力需要の多い時間帯に利用します。

以上

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