全1815文字
中国Remo Techから、高機能Webカメラの新モデル「OBSBOT Tiny 2」が登場した。ジンバル内蔵カメラのような外観で、レンズ部分が自在に動いて被写体を追尾するのが最大の特徴だ。非常に多機能だが、価格はamazon.co.jpなどで4万5800円(税込み)とかなり高額である。このような高額なWebカメラに投資する価値はあるのだろうか。
まずはOBSBOT Tiny2の実力拝見といこう。OBSBOT Tiny2には専用のケースがあり、付属品を含めてひとまとめにして持ち歩けるようになっている。ケーブルが脱着でき、ノートパソコンに装着した台に磁石でカメラ本体を取り付ける。つまりケーブルや台などパーツの点数が多い。まとめておけるケースは重宝する。ジンバルのようなカメラ部分は精密にできているので、むき出しでかばんの中に放り込んで持ち歩くようなラフな使い方はしないほうがいい。保護という意味でもケースは役に立つ。
参加者を認識して自動追尾、三脚が使えるのでプレゼンにも向く
OBSBOT Tiny2は、縦横2軸のジンバル機能を使って、AI(人工知能)で人を認識して追尾する機能が目玉だ。一般的なWeb会議のようにパソコンの前に座って説明するだけだとあまり効果がないが、この機能があるのでホワイトボードの前に立ってプレゼンするような使い方に対応できる。
ただその場合、ノートパソコンのディスプレー上に固定して使うだけだと配置に制約が出てくる。三脚に設置して自由に配置できると便利だ。実際カメラ本体の底部には三脚に取り付けるためのネジ穴が付いている。
さらにその場合、パソコンとは少し離れた場所に設置する可能性がある。だからケーブルが変更できるようになっているのだろう。ちなみに標準で付属するケーブルは双方ともUSB Type-C端子のものだが、USB Type-A端子へ変換するアダプターも付属する。映像出力に対応しているケーブルでないとOBSBOT Tiny2には使えないので注意してほしい。
カメラにはLEDライトを内蔵しており、人物の追尾状況などが把握できる。
Bagikan Berita Ini
0 Response to "高額なWebカメラに投資してもよい理由をOBSBOT Tiny 2で考える - ITpro"
Post a Comment