Search

巡回バスとタクシー、妖怪ラッピング 福崎町で観光需要探り社会 ... - 朝日新聞デジタル

雨宮徹

 妖怪でまちおこしに取り組む兵庫県福崎町で、妖怪たちでラッピングした巡回バスと観光タクシーの運行が始まった。合わせて、町外からの観光客に利用してもらうための社会実験を、巡回バスは9月中、観光タクシーは10月末まで実施し、どれぐらい需要があるかなどを探る。

 巡回バス「サルビア号」は、正面に河童(かっぱ)と天狗(てんぐ)、上部には一反もめん、側面には猫またなど、さまざまな妖怪が描かれている。従来通り町民かどうかを問わず、だれでも1回100円で乗車できるほか、高校生以上の大人が購入すれば1日乗り放題で周遊できるスタンプラリー券(300円)も用意した。

 これまで日曜と祝日は運行していなかった。今回の社会実験では、主に市街地エリアを通る「まちなか便」は全日運行することになった。

 観光タクシーの側面には人力車を走らせる河童の兄弟を描いた。観光客が貸し切りで利用する場合、従来の2時間1万400円が7500円に、3時間1万5600円が1万円になる。運行は町内に限定。社会実験は10月末までの予定だが、国からの補助金がなくなり次第終了する。

 尾崎吉晴町長は1日のお披露目で「観光とも融合を図りながら、住民に親しまれる公共交通の運行を果たしたい」と話した。(雨宮徹)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

Adblock test (Why?)



Bagikan Berita Ini

0 Response to "巡回バスとタクシー、妖怪ラッピング 福崎町で観光需要探り社会 ... - 朝日新聞デジタル"

Post a Comment

Powered by Blogger.